涙を流さずには見られない!泣けるSF洋画4選

 筆者、SF映画が好きで昔からいろいろ見ているのですが、この記事ではSF映画の中でも「泣ける」という観点でお勧めできる映画をピックアップしました。
 どちらかというと爽快なアクションや映像美に焦点がいきがちのSF映画ですが、実際に起こりうる近未来という視点で描かれ、今の私たちについて深く考えさせられる作品も数多くあります。
 ゆっくり映画を見られる時間を確保できる時にご覧いただきたい作品を紹介します。

ガタカ
どんな話?
 遺伝子操作が当たり前に行われるようになった近未来の世界。ヴィンセント(イーサン・ホーク)は、遺伝子操作を受けずに生まれた「不適正者」です。
 遺伝子操作されて生まれた「適正者」と比べて、「不適正者」はあらゆる面で制約を受けることになりますが、ヴィンセントはそのような境遇の中、「宇宙飛行士になる」という夢を叶えるため、自分自身の努力で未来を切り開いていきます。

見どころ
 DNAという自分では選べない運命を変えていこうとするヴィンセントの情熱と努力に心を揺さぶられます。また、事故によって下半身不随となってしまった「適正者」ジェローム(ジュード・ロウ)の心情の移り変わりも見逃せません。
 NASAから「現実的なSF映画」1位に選ばれたこともあるほど現実に起こりうる世界が描かれており、とても感情移入しやすい作品です。

A.I.
どんな話?
 不治の病で意識が戻る見込みのない息子をもつヘンリーとモニカは、子供型ロボットのデイビット(ハーレイ・ジョエル・オスメント)を家族として迎えることになります。しかし、あるきっかけからデイビットは家族としての居所を失い、捨てられてしまいます。
 デイビットは、もう一度母の愛に触れることができるのでしょうか。

見どころ
筆者がこの映画を初めて見たのは小学生の頃ですが、生まれて初めて見て涙を流した映画です。デイビットが母の愛を純粋に求める想いに対する切なさ・哀しさを感じてしまうと自然と涙が出てきます。
 ロボットが愛という複雑な感情を表現するからこそ、より鮮明に感じ取れる切なさをぜひ体験していただきたいです。

アンドリューNDR114
どんな話?
 マーティン家にやってきた家事用ロボットNDR114(ロビン・ウィリアムズ)は、アンドリューと名付けられ、マーティン家と交流を深めるうちに人間への憧れを募らせていきます。
 感情を理解し、愛する人との別れを経験し、不死であるロボットのアンドリューは人間になりたいと願います。

見どころ
 アンドリューというロボットの一生が描かれており、割と早足で物語が展開していきますが、愛する人と同じ時間を分かち合い、共に歳をとって死ぬことがとても素敵なことなんだなと思えます。
 人間とロボットの共存という目線で話が作られており、優しい気持ちで映画を見ることができます。

ウォーリー
どんな話?
 人間が住めないほど荒廃してしまった地球でお掃除ロボットの「ウォーリー」は今日も一人でゴミ掃除。ところがある日、宇宙からある任務を帯びて最新型のロボット「イヴ」が地球へやってきます。
 友情とも愛情ともとれるロボット同士の心模様を描いた作品です。

見どころ
 最後に紹介するのはピクサーのアニメ映画です。アニメ映画と侮ることなかれ、大人が見ても面白い作品です。ほぼ全編通してセリフの少ないアニメーションですが、セリフがないからこそロボットの感情がよくわかります。
 ほっこりじんわり泣ける映画なので、アニメは子供が見るものと毛嫌いせずにぜひ鑑賞してみてほしい作品です。

以上、泣けるSF映画の紹介でした!紹介した4つの作品はすべてU-NEXTで視聴することができます。

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